茶々亭はなれ

仙台や故郷佐渡のこと、趣味の音楽、うんちくなどをフォト日記でご紹介。オリジナル曲もアップしていきます。


07
Category: 俳句写真   Tags: ---

六月の俳句

160607_01s.jpg

万緑や不動堂より越天楽

東京都日野市の「高幡不動あじさいまつり」の全国俳句大会で入選した句です
総門をくぐり弁天池の周りを歩いていたときに 越天楽の音が聞こえ厳かな気分になった
境内のみならず あたり一帯がまぶしいほどの緑に染まっていた
季語は「万緑」



昼護摩の堂に一礼夏帽子

同じく高幡不動での句 友人と昼の護摩に参加した
私は 夫の手術後の回復を願う言葉を護摩木に書いた
季語は「夏帽子」



160607_02s.jpg

築山の雨はしとどに苔の花

毎月行っている九品仏があいにくの雨だったので本堂へ上がらせてもらい 築山をみつめていた
雨はどんどん降り 築山の苔がしっとりとして美しかった
季語は「苔の花」


老鶯やしばし身を置く堂の縁

同じく九品仏での句 三仏堂の縁で休んでいると
鶯が鳴き始め すがすがしい気分になった
季語は「老鶯=ろうおう」


160607_05s.jpg

暮れ残る畦道蛍籠二つ

子どものころの記憶
麦わらで編んだ籠に蛍を入れて家に持ち帰って ずっと眺めていたことがあった
季語は「蛍籠」


石階にふつと一息青芒

この辺りは坂道や石段が多く 蒸し暑い日は一気に階段をあがることが難しく
一休みした時青い芒が元気に伸びているのが目に入った
季語は「青芒」



160607_04s.jpg

湖の風に乾きし網戸かな

夫の実家がある加茂湖のそばの家で過ごした夏の思い出
体の不自由な両親に代わり 午前中は家の中のあれこれ片付け
午後は子どもたちを海や名所に連れ出すのが日課だった
網戸洗いもその一つ 湖の風は涼しかった
季語は「網戸」


ややいびつなれど夏帽仕上がりぬ

テレビ講座のテキストにあるかぎ針編みの帽子に挑戦
初めてのことでもあり そのうえ不器用なので上手には出来なかったが
仕上がった時の嬉しい気持ちを詠んだもの
季語は「夏帽」



※ 俳句は キャプションを含め いずれも郷さんからお寄せいただいたものです



今日もお出でいただき ありがとうございました






関連記事

テーマ 写真日記    ジャンル 日記



 

Comments

Edit
昼護摩の堂に一礼夏帽子

情景が、目に浮かぶようです。

心より、旦那さんの回復を、願ったのでしょうね!
Edit
こんにちは、
俳句の季語って良いもんですねー。
四季のある日本で良かったと、つくづく思います。
Edit
いつも見事な俳句に目が覚めます
もう少ししたら梅雨だね
嫌いな季節だけど
好きな季節でもあるのよん(*´σー`)エヘヘ
Edit
今月はしっとりとした雰囲気で纏まってええ感じですね。

Edit
茶々さん こんばんは^^

俳句は説明がないと分からないものから、読んだ俊寛に情景が浮かび上がるもの

時折、知らない日本語が混じりと 日本語の美しさを感じます。
他の外国語では訳せない日本語って数多いらしく、それもまた日本語の繊細なとこなんだと思います
Edit今回は
遠い日の記憶が
文字となって
並びましたね。

胸きゅん。ですね・・・。
Edit
v-132 くろこ姫 さん

おはようございます。
いつもありがとうございます。
お護摩の儀式を通じて
薪という煩悩を不動明王の智恵の炎で焼きつくし
清浄な願いとして高まり成就する事を祈る・・・
情景と共にその時の心情も伝わってくるようです。
Edit
v-132 onorinbeck さん

おはようございます。
いつもありがとうございます。
季節ごとの食べ物、豊かな自然景観、
日本独自の文化・・・
四季あればこそって感じですね。
Edit
v-132 みゆきん さん

おはようございます。
いつもありがとうございます。
いよいよ梅雨入り間近って感じが強まってきました。
雨が長く続くとついつい運動不足にもなりがち
お体にはくれぐれもお気をつけください。
Edit
v-132 おでびん さん

おはようございます。
いつもありがとうございます。
恒例とは言え長期のご出張ともなると
車の運転とか体調管理とかいろいろ大変だと思います。
もうお帰りになられたのでしょうか・・・
Edit
v-132 はやちゃん さん

おはようございます。
いつもありがとうございます。
日本ならではの俳句について
どなたかが「心のカメラのシャッターを押すこと・・・」
と表現していらっしゃいましたが
言いえて妙だと思いました。
Edit
v-132 はなこころ さん

おはようございます。
いつもありがとうございます。
梅雨の時期というと
どうしてもジメジメとか鬱陶しいとか
思ってしまいますが
しっとりとした感じでまとめるところがさすがです。

Leave a Comment








1
2
3
5
6
8
9
10
12
13
15
16
17
19
20
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

top bottom